【人気沸騰】クレジットカード投資のまとめ!!

今、大人気のクレジットカード投資です。最大のメリットはカード決済によるポイント還元が得られることです。主要なクレジットカード投資をまとめてみました。

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1. マネックスカード&マネックス証券~最高還元率1.1%に

マネックスカードで毎月1,000円~50,000円を還元率1.1%で投資できます。つみたてNISAも可能です。

マネックスポイントはTポイント、Pontaポイント、dポイント、Amazonギフト券など交換先が豊富なので安心して貯められます。積極的に参加したいクレジットカード投資です。

投資信託の保有残高に対してポイントが付与される制度 (投信保有ポイント)があります。銘柄によって、年率0%、0.03%、0.08%のマネックスポイントが付与されます。例えば、eMAXIS Slimシリーズなら0.03%で設定されています。後述しますが、SBI証券よりもやや劣り、楽天証券よりも優れています。

また、マネックスカードで最大2,200ポイント進呈のキャンペーンを開催中です (既会員は最大1,700ポイント)。内訳は① カード発行で500ポイント、② 10万円利用で1,200ポイント、③ Apple Pay設定で200ポイントです。②は投資も含まれるので月5万円×2か月でクリアです。

 

2. 三井住友カード&SBI証券~上位カードで高還元、投信マイレージも人気

Vポイントが貯まる三井住友カードで毎月100円~50,000円を還元率0.5%で投資できます。つみたてNISAも可能です。

上位カードほど高還元率で投資ができます。ノーマルカードは還元率0.5%ですが、ゴールドカードなら還元率1%、プラチナカードなら還元率2%です。三井住友カードゴールドNLや三井住友カードビジネスオーナーズゴールドNLは、1度でも年間100万円利用すれば年会費永年無料なので、還元率1%で投資をしたい方にオススメです。

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SBI証券にも保有残高に対するポイント還元制度 (投信マイレージサービス)があります。残高1,000万円未満なら年率0.1%、1,000万円以上なら年率0.2%のポイントが還元されます (SBIプレミアムチョイス銘柄は年率0.15%、0.25%)。別途年率が指定されている銘柄もあります。例えば、eMAXIS Slim 米国株式は年率 0.0340%、全世界株式は年率 0.0420%です。貯まるポイントはTポイント、Pontaポイント、dポイントから選ぶことができます。この制度はSBI証券が最も充実しています。

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3. 楽天カード&楽天証券~毎月10万円を還元率0.35%で楽天市場もお得に

楽天カードによる投資は2本立てです。① 楽天カードを使って毎月100円~50,000円を還元率0.2%で投資できます (2022年9月~)。さらに、② 楽天キャッシュを使って毎月100円~50,000円を投資できます (2022年6月~)。楽天カードで楽天キャッシュにチャージすると0.5%還元なので、間接的に、楽天カードで還元率0.5%で投資することになります (2022年8月~12月買付分は0.5%上乗せで1%還元です)。①と②を併せて毎月最大10万円を還元率0.35%で投資できます。つみたてNISAも可能です。

楽天の特徴は楽天市場の還元率を上げるSPU (スーパーポイントアッププログラム)です。2022年4月~2本立てのSPUとなり、A「月30,000円以上の投資信託買付かつ1ポイント以上の利用」でSPU+0.5倍、B「月30,000円以上の米国株買付 (円貨決済)かつ1ポイント以上の利用」でSPU+0.5倍です。AとBを満たせばSPU+1倍で、楽天市場の買い物が+1%になります。

以上のカード投資とSPUをフル活用するためには、カード投資 (①+②)で毎月10万円、SPU目的にA+Bですが、Aはカード投資 (①+②)に含まれるので、①+②+B=毎月13万円が必要になります。

また楽天証券でも投資信託の保有残高に対するポイント付与制度があります。資産残高が"はじめて"一定額に達したときの1回限りで年率0.0025%~0.01%のポイントが付与されます。例えば、eMAXIS Slim 全世界株式を1,000万円以上保有している場合、残高1,000万円に到達した時に1度だけ500Pが付与されることになります。保有残高が多い方は毎年ポイント還元されるSBI証券やマネックス証券に移管した方がいいかもしれません (NISA口座の保有商品は移管できません)。

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4. au PAYカード&auカブコム証券~還元率1%、au回線なら1年間5%還元

au PAYカードで毎月100円~50,000円を還元率1%で投資できます (2022年3月~)。つみたてNISAも可能です。

保有残高に対してポイントが付与される制度 (資産形成プログラム)があります。月間平均保有残高によって、年率0.05% (100万円未満)、0.12% (3,000万円未満)、0.24% (3,000万円以上)のPontaポイントが付与されます。但し、信託報酬率の低い指定銘柄は別途年率が定められており、eMAXIS Slimシリーズなら0.005%です。

なお、au回線やUQ mobile回線の方は最初12か月間のポイントアップ特典が適用されます。au回線なら+4%で計5%還元、UQ mobileなら+2%で計3%還元になります。


 

5. エポスカード&tsumiki証券~高還元率を目指せるが信託報酬率が高い

エポスカードで毎月100円~50,000円を還元率0.1%~0.5%で投資できます。1年目0.1%~5年目以降0.5%になります。つみたてNISAも可能です。

エポスゴールドカードでの投資では高還元率を目指すことができます。ゴールドカード特典として、年間利用100万円でボーナスポイント特典 (個人)+10,000P、ボーナスポイント特典 (ファミリー登録)+1,000Pが付与されます。さらに、丸井グループの株主優待 (100株)で+2,000Pが付与されます。よってtsumiki証券+カード利用=年間100万円ジャストにすれば、最大+1.3%還元 (計1.4%~1.8%還元)にすることが可能です。還元率の内訳は下表の通りです。 

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但し、積極的にはオススメできません。対象商品が投資信託5本のみと少なく、信託報酬率が年率0.57%~1.35%と高めです (emaxis Slim米国株式は年率0.0968%)。長期投資には不利になります。

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よって結論としては、エポスカードの利用実績を積みたい方にオススメのクレジットカード投資です。例えば、① 年間利用100万円にするための帳尻合わせ、② エポスゴールドカードへの修行などです。


6. セゾンカード/UCカード&セゾンポケット~個別株を積立てられる

セゾンカード/UCカードで毎月1,000円~50,000円を還元率0.1%で投資できます。対象商品は少なく、投資信託2本、ETF、個別株から選べます。ETFや個別株への積立ができるのがメリットですが、さすがに還元率0.1%ではあまり魅力を感じません。ちなみに、セゾンクラッセ★6の場合は+0.5%で計0.6%還元になりますが、★6を維持していくのはなかなか難しいと思います。

 

7. 東急カード&三井住友カード~東急ヘビーユーザーならお得!

2022年4月スタート予定の新しいカード投資です。毎月100円~50,000円を還元率0.25%~3.0%で投資できます。東急サービスを利用しているほど還元率が高くなる仕組みです。東急カードは年会費1,100円なので、投資目的だけで作るのは得策ではなさそうです。三井住友カードでの投資と併用できないと思われます。

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8. イオンカード&ウェルスナビ~初のクレカでロボアド投資

詳細未定ですが、2022年春頃~イオンカードでウェルスナビのロボアド投資ができるようになるそうです。但し、ロボアド投資の手数料は預かり資産に対して年率1.1%と、投資信託の比にならない高さです。慎重に考える必要がありますね…

 

どれをやるべきか?

1. マネックスカードで5万円 (1.1%)、2. 三井住友カード で5万円  (0.5, 1%, 2%)、3. 楽天カード+楽天キャッシュで計10万円 (0.35%)、4. au PAYカードで5万円 (1%)の4つがオススメです。このなかからご自身の保有カードや生活圏に適合したものを選ぶと良いと思います。

5. エポスカードと6. セゾンカード/UCカードは信託報酬率が高いので長期投資では不利になります。但し、前者はエポスカード修行中の方、後者はセゾンクラッセ★6の方にはメリットがあると思います。7. 東急カードは東急サービスを多用している方なら良いかもしれませんが続報待ちですね。8. イオンカードはロボアド投資の手数料が重たいです。

 

今後のカード投資に期待すること (偏見)

・iDeCoのクレジットカード投資は制度として認められていないので、是非、導入してもらいたい!

・PayPayカード&PayPay証券でもクレジットカード投資をはじめてほしい!

・楽天カードは三井住友カードのように上位クレカで還元率を優遇してほしい!例えば一般0.2%、ゴールド0.5%、プレミアム1%、ブラック2%とか。