私の投資は米国、中国、インドをターゲットにしていますが、その理由を単刀直入に書いてみます。
✅ 米国に投資する理由
理由
この理由は簡単で、ずっと右肩上がりだから、きっと今後も右肩上がりになるに違いないからです。有名な"S&P 500"はニューヨーク証券取引所およびNASDAQに上場している代表500銘柄の指数で、米国経済を代表する指標です。迷ったらS&P 500を買っておけばOKですね。右肩上がりなんですから。笑
オススメ① VOO
S&P 500に連動する代表的なETFはVOO (バンガードS&P 500 ETF) [経費率 0.03%]です。円建てならeMAXIS Slim米国株式 (S&P 500)[信託報酬率 0.0968%]やSBI・V・S&P 500[信託報酬率 0.0938%]が良いですね。つみたてNISAにオススメです。
オススメ② VTI
S&P 500は大型株がメインになりますので、グロース銘柄を含めた米国経済全体に投資するのも良いですね。オススメのETFはVTI (バンガード・トータル・ストック・マーケットETF) [経費率 0.03%]で、もちろん右肩上がりです。円建てなら楽天VTI [経費率 0.162%]やSBI・V・全米株式 [経費率 0.0938%]です。こちらもつみたてNISAに良いですね。
オススメ③ QQQ
あともう一つ鉄板はQQQ (インベスコQQQトラスト・シリーズ1) [経費率 0.2%]です。世界を牽引するIT企業であるGAFAM (Google, Apple, Facebook, Amazon, Microsoft)が大部分を占めるETFです。こちらも右肩上がりの上昇が期待できますので積極的に投資したいETFですが、ハイテク株中心なので割高な銘柄が多く、VOOやVTIよりはリスクが高くなります。
ちなみに日経平均のチャートはこうなります。最近10年は右肩上がりですが、長期的にはU字型です。米国株とは全く異なります。10年、20年後のことはわかりませんが、米国と日本とどちらに投資するのが無難か?と考えれば、答えは明確ですね。
✅ 中国に投資する理由
理由
中国は政治的問題と少子高齢化問題を抱えていますが、IT産業の発展はもの凄い勢いがあるのは周知の事実です。米国のGAFAMに対して、中国BIG4 (バイドゥ、アリババ、テンセント、シナ)と呼ばれています。そもそもIT産業に限らず身の回りはmade in Chinaばかりですので、世界経済の要になる国家であることは間違いありません。そして中国のGDP (国内総生産)は、2030年までに米国を抜き世界一になるとの試算もあります。これらが中国株に投資する理由です。
オススメ① CXSE
オススメのETFはCXSE (ウィズダムツリー 中国株ニューエコノミーファンド) [経費率 0.32%]で、テンセント、アリババ、バイドゥなどのIT企業が主要な構成銘柄です。別名、中国版QQQです。中国では中央集権的な国有企業が多く存在していますが、国有企業を除いた銘柄で構成されているのも特徴の一つです。NASDAQに上場しており、米ドル建てで投資できます。今後伸びてきそうですよね?!
オススメ② VWO
VWO (バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツ ETF) [経費率 0.10%]もおもしろいETFです。中国、台湾、インド、ブラジル、南アフリカ…等の新興国の約5,000銘柄に投資するETFです。中国が40%、上位3か国で70%を占めます。構成銘柄はIT、半導体、金融の割合が高いです。ハイリスクなETFですが、新興国5,000銘柄で経費率0.1%は破格なので、大きな成長を期待して保有してみてもおもしろいと思います。ニューヨーク証券取引所に上場しており、米ドル建てで投資できます。投資信託で楽天VWO [経費率 0.132%]もありますので、円建てでも投資可能です。
✅ インドに投資する理由
理由
インドの生産年齢人口は20年以内に世界一になると予測されています。生産年齢人口と経済発展は密接な関係にあり、インド経済の成長が見込まれる最大の要因と考えられます。そしてインド人のITエンジニアは非常に優秀で、米国IT企業の経営者として活躍する方も大勢います。とくかくポテンシャルの高い国です。これがインドに投資する理由です。
オススメ① EPI
オススメのETFはEPI (ウィズダムツリー インド株収益ファンド) [経費率 0.85%]です。300以上の銘柄で構成されており、インド株全体を反映します。経費率が高いので主力にはできませんが、保有しておきたいETFです。ニューヨーク証券取引所に上場しており、米ドル建てで投資できます。
オススメ② NEXT FUNDS インド株式指数上場投信
投資信託では、NEXT FUNDS インド株式指数上場投信 (1678) [経費率 1.045%]がインド株の代表的指数であるNifty 50に連動しています。東証に上場しています。経費率が高いのがネックです。
ところで、日本の生産年齢人口はどうなるでしょう?もう一度図をご覧ください。見事に下降の一途を辿る予測です。世界トップレベルの少子高齢化になります。少子高齢化と人口減少は経済に負の影響しかありません。
✅ 一番難しい問題は…?
投資をする上で最も難しいことは「資産の何割を、どの銘柄にどれくらい、いつ投資するべきか?」ということだと思います。
私個人の考えですが、iDeCoのように資金拘束されているわけではないので、困ったら売ればいいというスタンスです。ですから、収入を絶たれた時に「今現在の評価額+預金」で3年間生きられればOKだと考えています。そう考えると今は現金貯蓄はそんなに要らないように思います。投資先は7割米国、3割新興国になっています。リスクはかなり高めだと思いますが、まだ若い?ので良いかなとも思っています。
✅ まとめ
・ 米国株に投資しよう!S&P 500 (VOO), VTI, QQQでダメなら仕方ない!
・ 中国のIT産業が伸びないはずがない!
・ インドは生産年齢人口の爆増と優秀なエンジニアで伸びしろしかない!
・ 日本は少子高齢化、人口減少の一途を辿り、経済に負の影響しかない!