いつもおおきに。
生活防衛資金と投資について考えてみます。
「生活防衛資金は投資にまわすな!」
とはよく言われますが、具体的な金額は千差万別。
答えがないのです。
私なりの考えを書いてみたいと思います。
生活防衛資金とは?
失職や病気で収入を絶たれた時、生活していくための資金のことです。
それはいくらか?それはわかりません!
だって、人それぞれ違うでしょう。
単身の人、共働き夫婦の人、妻子をかかえる大黒柱...
状況によっても違うでしょう。
数か月の失職なのか、年単位の大病を患ってしまうのか...
そうやって考え出すと、生活防衛資金はキリがないのです。
私自身の経験と感覚では、少なくとも年収の半分~年収分くらいは生活防衛資金にするべきかなと思います。
お子様の学費を抱えているご家庭なら、2~3年分の学費分も確保しておきたいですね。
幸運にも日本には生活保護制度がありますので、本当にいざとなれば福祉の力に頼れるのはありがたいです。
収入の何割を投資につかうのか?
生活防衛資金が貯蓄できていないなら、投資はしない方がいいでしょう。
生活防衛資金が確保できたら、収入の何割を投資にまわせばいいでしょうか。
何割?の答えは難しいです。だって、人それぞれ違うでしょう。
食費、生活費、住居費、光熱費、通信費、交際費...
さて、収入の何割が手元に残りますか?
基本的に、手元に残ったお金はすべて投資にまわしましょう。
生活防衛資金を確保してあれば安心です。
私は収入の9割近くを投資する月もありますよ。
たくさんお金を投資にまわせるように、固定費の出費は見直しましょう!
【見直すべき固定費】
- 電気、ガスの見直し(楽天経済圏や格安会社への変更等)
- 通信費の見直し(格安SIMへの変更等)
- 支払い方法の見直し(現金からキャッシュレスへ)
- 生命保険・医療保険の見直し(年齢や生活に応じたプラン変更等)
- 自動車保険の見直し(通販系への変更や車両保険の見直し等)
- 住宅ローンの借り換え、金利交渉
漫然と払っている固定費を見直すことは極めて重要です。
何に投資をする?
投資先をお話しするのは難しいです。
だって、その商品がどういう推移になるのかわからないですから。
ただ原則として、以下のような視点で良いと思います。
- 個別株は株主優待や配当を重視して選定
- インデックスファンドへの投資信託
例えば、個別株ではイオンやすかいらーくホールディングスが人気です。
イオンは100株保有でお買い物金額の3%キャッシュバックを受けられます。
すかいらーくは100株保有で年間3,000円分、1000株保有ならなんと年間69,000円分の食事券がもらえます。
インデックスファンドへの投資信託では、eMAXIS Slimシリーズが人気です。
具体的には、eMAXIS Slimシリーズの全世界株式、全世界株式(除く日本)、米国株式S&P500、先進国株式、新興国株式は人気があります。
信託報酬率(手数料)も非常に低いです。
私もすべての商品に分散投資しています。
まとめ
- 生活防衛資金は少なくとも年収の半分~年収分くらいは必要(自身の生活スタイルによる!)
- 生活防衛資金を確保できたら、余った資金は全部投資しよう
- 投資は優待目的の個別株かeMAXIS Slimシリーズなどのインデックスファンドがおすすめ